ある製薬会社営業〝MR〟の〝あれこれ〟 ーMemory of 趣味、育児、仕事ー

製薬会社MRが語るリアルと理想と趣味のブログです!

MRを簡単に紹介しまする

f:id:divecamper:20190106235645p:image

こんばんわ。

今日は私の仕事を紹介したいと思います。

 

 

 

MRって?

私の仕事はMR、正式にはMedical Representative、和訳で医薬情報担当者という製薬会社の営業です。メーカーの営業職です。

 

メーカーの営業なのに営業じゃない?

なぜ営業なのにMRという名称がつかられているかの詳細な説明は今回は割愛しますが、20年ほど前まではプロパーと呼ばれていました。自社の薬の宣伝をする人、宣伝=プロバガンダが由来です。その時は派手な業界で一晩で〇〇十万円の接待や、薬の叩き売り(安売り)などが横行していた時代です。ただ、〝生命に関わる産業の営業が値引きや、根拠のない売り込みによる強引な販売は良くない〟的な風潮になり値段の交渉権を取り上げ、且つ医学的な知識を最低限もたせるために資格制の営業にすることになりMRが生まれました。なので、営業ではあるのですが自社の薬を使用する=購入すると顧客から言われた際の値段の交渉等は販売メーカーではなく、実際に薬を納品する卸会社さんが担います。現在の製薬メーカーの営業は見積書などは作成しません。というより出来ません、その辺の知識もない人が多いです。

メーカーと卸の関係、顧客との関係など流通に関わる点も特異的な業界なので今後ご紹介していきたいと思います。

 

MRの主業務は?

MRになると(製薬会社の営業として入社して現場に出ると)各自の担当エリア、施設を与えられ、そこでの自社医薬品の普及活動を行います。相手は医師、薬剤師の先生ですがエンドユーザーは病気の患者さんになるのでその辺をしっかり意識しないと顧客である医師、薬剤師ならびに社会からの目が冷ややかになる場合もあります。なので販売、販売促進といった言葉より普及、適正な使用の推進という言葉が好んで使われますが、やはり営利企業ですので営業です。

〝自信をもって売るんだ〟と私は考えていますが、その辺りのマインド論も今後、綴っていきます。

 

MRって楽しいの?

正直、私は楽しいと思ったことはありません。それは就活時代に志した仕事でないこともありますが、やはり仕事は楽しくないです。面白いことはあります。

圧倒的に自分より賢いお医者さんに頼りにされる時や、患者さんが良くなった等の話を聴けた時はうれしいですし、面白いです。

 

始めたばかりなので上手く紹介出来ていませんが習慣づけるためにも簡単にMRを紹介してみました。

 

総じて悪くはない仕事かなと思います

まぁ、生活のための仕事ですし、やりがいはあります。

そして給料は良いです。業界平均で750万くらいはあるはずです。

今後、厳しい業界にあると思いますが無くなることはないと思うので就職としてはありなのではと思います。